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家づくりラボ

2021-08-10

【佐賀新築コラムVol.465】新築注文住宅での結露対策

2021-08-10

佐賀・鳥栖近郊の新築注文住宅、ZEH住宅、平屋住宅をご検討中の
皆さんこんにちは。

賃貸アパートに現在お住まいの方でも窓に起こる結露について
お悩みの片も多いのではないでしょうか。

佐賀・鳥栖で新築注文住宅を建てた後に結露で悩むことの無いように、
ぜひ参考にして頂ければと想い、今回は「結露」について
お伝えしていきます。
 

結露はなぜ発生するのか?
皆さんご存知のとおり、空気中には水蒸気が含まれています。
暖かい空気は水蒸気を多く含むことができますが、冷たい空気は
少ししか含むことができません。そのため、暖房で暖められた空気が
住宅内の冷えた窓ガラスに触れ、暖房を切り温度が下がってくると、
含み切れない水蒸気が水滴となり現れます。これが結露です。

また、水蒸気は湿度が高い所から低い所へ広がり、均一になろうとする
性質があります。そのため、寒い廊下や使っていない部屋など、家の中に冷たい窓や壁があると、暖かい空気に含まれた大量の水蒸気が流れ込み、
住宅の窓に結露が発生するんですね。
結露を防ぐためには
水蒸気の発生を抑える
加湿器の使いすぎや洗濯物の部屋干しをなるべく避け、水蒸気の発生を
抑えます。やむを得ず干す場合は、エアコンや浴室乾燥機などの活用をするといいでしょう。
換気をして湿気を逃がす
高気密・高断熱の住まいでは、冷暖房効果が高い反面、室内に湿気が
こもり、結露が起こりやすくなります。こまめに換気扇を回し、窓を
開けて湿気を外に逃がしましょう。
空気を循環させる
暖房使用時は、サーキュレーターなどを利用して、暖かい空気を
循環させ、冷たい空気を停滞させないようにします。また、家具は
壁にぴったり付けずに2cm以上離して、風の通り道を確保。
結露しやすい外壁側には、置かないようにしましょう。
暖房機器の種類にも注意
暖房機器には開放型と非開放型の2種類があります。石油ストーブや
ガスストーブ、石油ファンヒーター、ガスファンヒーターなどの開放型では、燃焼の際に大量の水蒸気が発生。一方、エアコンや
オイルヒーターなどの非開放型は、水蒸気が発生しにくいので
おすすめです。新築注文住宅で過ごす冬にはこのような点にも注意が
必要なんです。
24時間換気システムを稼働
住まい全体の空気を一定周期で入れかえる「24時間換気システム」。
冬場は寒いからと止めていると湿気がこもり、新築注文住宅内の窓の
結露の原因となる場合も。必ず稼働させるようにしましょう。
温度と湿度を適度に保つ
結露しにくい目安は、室温18~20℃、湿度40%程度。温湿度計を
用意してこまめにチェックし、快適な環境を保ちましょう。

いかがでしたでしょうか。

せっかく建てた新築注文住宅で結露に悩まないためには「住まい方」も
大切になることがご理解いただけましたでしょうか。

佐賀・鳥栖の新築注文住宅なら佐賀の事を知り尽くした家づくりの
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