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2018-03-08

【佐賀新築コラムVol.160】住宅ローン減税について

2018-03-08

佐賀・鳥栖で新築の注文住宅を手掛けるクレセントホームです。

新築購入時に住宅ローンをご利用される方が多くいらっしゃいますが、
元本の返済に加えて金利の支払いも発生するため、返済額は相当な金額になります。
しかし、住宅ローンの金利は低金利時代だと言われるうえに、
住宅ローン減税のおかげで、借入をすると金利を支払うどころか
利息の支払い以上にお金が戻ってくる場合があります。
どうしてこのような状況になっているのでしょうか。
また、実際借入をしたときにどれだけ戻ってくるのでしょうか。

【今は住宅ローンの借り時?】
2016年1月、日本銀行がマイナス金利政策を導入しました。
これを受け、住宅ローンの金利も低下していますが、
まずは住宅ローンの金利がどのように決まるのかを考えます。

住宅ローンの金利には、変動金利と固定金利がありますが、
変動金利は「短期プライムレート」を、
固定金利は「10年国債」の利回りに基づいて決定されています。
基準となる金利をもとに銀行の経費等を考慮して決定されるため、
マイナス金利にはなっていません。

しかし、マイナス金利政策の影響から、一段と利回りが低下し、
変動金利で約0.6%、固定金利も約1%にまで低下しています。
2010年頃の固定金利が約3%だったことを考えると、
大きく低下していることが分かります。

【住宅ローン減税の仕組みとは?】
住宅ローン減税とは、年末のローン残高の1%の額を所得税から控除する制度です。
なお、所得税から控除できない場合は住民税からも控除されます。
期間はローン借入時から10年間で、毎年40万円までの控除となっています。
「長期優良住宅(耐久性等で一定の性能基準を満たす住宅)」の場合は50万円が上限です。
住宅ローン減税を最大限利用できた場合、通常は10年間で400万円の減税となりますが、
長期優良住宅ですと、さらに100万円上乗せされて500万円の減税となります。

佐賀・鳥栖で新築購入をお考えの際には、
資金についても相談できるクレセントホームにぜひお越しください。