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家づくりラボ

2018-02-03

【佐賀新築コラムVol.134】近居について

2018-02-03

こんにちは、佐賀・鳥栖で新築住宅をご提案している
クレセントホームの築山です。
親世帯と子世帯が一緒に住む「二世帯住宅」という言葉は、
おそらくほとんどの人が聞いたことがあるのではないでしょうか。
では、「近居」という言葉を聞いたことはありますか?
「近居」とは、親子二世代が徒歩で行き来できる程度の距離のことで、
近年増加傾向にあるようです。
今回は「近居」について考えてみたいと思います。

「二世帯住宅」のメリットは、二世帯分の食事をまとめて作ることで食費の節約ができたり、
家事や育児のサポートをしあったりできることです。
共働きの場合は特に、子供が学校から帰って来た時に、ご両親がいてくれると安心ですよね。
一方で、生活リズムや価値観の違いからギクシャクしてしまったり、
プライバシーの確保が難しかったりといったデメリットもあります。
間取りによって工夫できる点でもありますが、ストレスを感じてしまう場合もあるようです。

この「二世帯住宅」のメリットを残した形が、「近居」です。

「近居」の場合は、全ての生活を共にするのではなく
お互いに助けが必要な場面をサポートし合えるため、適度な距離感を保ち続けることができます。
親世帯は、買い物などで出かけたい時や病院に行く際などに
子世帯が近くにいると安心感がありますよね。
また、孫の学校行事に参加するなど、部分的な関わりを持つこともできます。


子世帯は、待機児童が多く保育園に入ることができない場合でも、
親世帯に子供の世話をサポートしてもらいながら働くなど、
経済面、生活面で安心できるメリットがあります。

近くに住んだり、隣に住んだりといった、
ゆるやかなつながりを持つ新しい家族形態が広まってきています。


二世帯住宅のような同居とは別のかたちで助け合いながら過ごすことができるため、
子育てに関することで悩んだり不安になった時でも、
すぐに相談できる環境があるというのは魅力的ですよね。


また、親世帯も孫の七五三や入学式などのイベントに参加できるなど、
孫の子育てに気軽に関わることができるメリットがあるのではないでしょうか。

適度な距離感を保ち、お互いをサポートし合うことができる近居には、
たくさんのメリットがあります。
佐賀・鳥栖で新築住宅をご計画される際は、近居も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。